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不定期作品紹介 ファイル1

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紹介作品−001

あずまんが大王[あずまきよひこ]
(マンガ)
評価 3

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 月刊電撃大王に連載されていた4コマギャグマンガです。

 と、ある高校を舞台とした設定で、先生や生徒も一癖も二癖もあり、その人物達が絶妙というか、テンポがあわん(笑)というか、そんな不思議な不思議な魅力のギャグマンガです。

 著者の「あずまきよひこ」は、「天地無用シリーズ」や「バトルアスリート大運動会」のビデオやCDなどの解説書などで、それらを題材とした短編マンガや4コママンガなどを掲載しており、その絶妙な面白さ故にそれらをまとめた「あずまんが」がパイオニアLDCで1998年に発売。

 その後、「あずまんが大王」で更に人気が出た為2001年「あずまんが」を縮小再編集した「あずまんがリサイクル」という題名で再販されました。

 こちらもノリは「あずまんが大王」とまったく同じで面白いですよ。



紹介作品−002

集まれ!ぐるぐる温泉
(対戦ネットゲーム)
評価 5

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 1999年ドリームキャストが発売されて約半年後に発売されたネット対戦ゲームです。

 マージャン(4人)、将棋(2人)、トランプ「大富豪・4人」「7ならべ・4人」「ナポレオン・5人」というゲームが月300円の使用料及び通信費(電話代)だけ遊べるという今では当たり前な事ですが、当時はある意味最先端を行っていたゲームと言えるのではないでしょうか?

(もちろんオフラインでの従来のようなゲームも可能)

 用意されているパーツで自分の姿を作成。

 そして、独特の採点方法でポイントが加減殺算される(1〜99・平均50P)仕組みで相手が強いかどうかわかる点。

 そしてなによりの売りが、8文字チャットがゲーム対戦中に出来る事

 ゲームをやりながら短い言葉でのやりとりや、速記での連続打ち込みでの長文の作成など、これで面白さが倍増されます。

 ゲーム中などで100人まで名刺を交換でき、それぞれのゲームの広場(ぞくにいう待機場)でオンラインにしている仲間のいる場所を探し出すことができるので、待ち合わせにも便利。

 しかも、その広場でも8文字チャットが出来るという、これまた当時では斬新なシステムでした。

 チャット専用(8文字ですけど)の場所も用意されており、長時間チャットする人にも最適。

 大会も随時開かれており、50位までの名前の公表及び上位入選者には、商品が与えられるなどという、ネット対戦ならの企画もありました。

(ちなみにある大富豪大会で11位に入った事がありました・笑)

 反面、様々な人が集まりチャットが出来る為に様々なトラブルが多発しました。

 ゲーム自体は単純ですが、だからこそ、人が集まり、そして出会いが生まれるという、まさにロングヒットしたと実感させられるゲームです。

『ぐるぐる温泉2』が2001年8月に発売するに伴い、9月に1のネット対戦のサービスが終了しますが、今後2がドリームキャストで販売後、異なるゲーム機などのハードや通信環境にもソフトを提供し、家庭用ゲーム機としては世界初のクロスプラットフォームネットワークの実現を目指すそうです。

 プレイステーション2版の発売を予定してる他、携帯電話やPCでも共通のサービスを共有できる、つまり、異なる機種同志でネット対戦が可能になるというこれまた斬新なシステムが導入されたそうです。

 惜しむらくは、ちょっとだけ時代の先を行き過ぎたって事でしょうか?

 もし、これを上手く利用していれば、もしかしたらセガの輝く時代があったのかもしれません。



紹介作品−003

EGコンバット[原作・イラスト よしみる][著・秋山端人]
(小説)
評価 3

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 たまたま本屋で見かけて絵がなんかいいので買った本です。

 美人教官と落ちこぼれ5人組のはちゃめちゃ奮闘記な話ですかね。

 地球の近未来、謎の生物「プラネリアム」に襲われ人類は壊滅的ダメージを受けた。

 こいつは、なぜか女性に攻撃的であった。

 その為女性を月へ避難させ地球には、男が残って戦闘が続けられた。

 地球で数えるほどしかいない女性兵士の「ルノア大尉」が月の母校の訓練校(女の子ばっか)に着任するところから物語が始まる。

 随所に笑わせる場面もあり、また、戦場の厳しさなども語られておりなかなか面白い作品です。



紹介作品−004

うる星やつら[高橋留美子]
(アニメ・マンガ)
アニメ・評価4
マンガ・評価3

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 これを知らないマンガ・アニメファンは、まずいないであろう名作。

 見た事は無いけど聞いた事のあるそんなアニメやマンガの一つである。

 ご存じ鬼娘のラムちゃんと凶運の持ち主あたるのはちゃめちゃ学園ラブコメ、コメディ、ギャグアニメだ!!

 これが元で、アニメファンになったりフィギア好きになったりマンガ家を目指したりと、様々な影響を受けた人が多いのではないであろうか?

 様々な濃いキャラが作品にさらに深みを与えています。

 で、評価からもお分かりと思いますが、私自身は、どちらかというと俗にいうアニメ派の分類に属される事になりますね。



紹介作品−005

エリーのアトリエ[工藤治]
(小説)
評価 5

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 元は錬金術を題材にした、シミュレーションゲーム。

 これを小説化したものであるが、非常に考えさせられる小説である。

 環境問題。

 人命。

 技術による人々の限りない欲望。

 今の我々の直面している事をテーマにゲームが元とは思えない程の出来である。

 それでいて、けして面白くないという訳でもなくという感じ。

 万人にお勧めする作品です。



紹介作品−006

風の歌 星の道[冴木 忍]
(小説)
評価 4

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 盗賊ソードが城に忍びむ

 そこで少女に出会った。

 王女レティシア。

 ここからソードの苦労が始まる。

 ソードの改心物語とも言えるこの作品は、考えさせられるものがあります。

 王道とも言えるお姫様とのラブストーリなはずなんですが、そうともいえないという何ともいえない展開に萌えて下さい。(笑)

 でも、最後は結構グッと来ますよ?



紹介作品−007

Kanon(カノン)
(18禁・一般ゲーム 小説・清水マリコ)
ゲーム・評価 5
小説・評価 4

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 パソコン18禁ゲームであるこの作品は、はっきりいって泣けます。

 雪が舞う寒い北国の町に、7年ぶりに戻ってくる主人公、祐一と、5人の少女達とのそれぞれの物語。

 そのストーリーの出来はそこら辺の小説やドラマなんかよりも数段勝っています。

 それ故でしょうか?

 2000年1月7日に、パソコン版でですが、通販で全年齢対象の物が発売されます。

 これはぜひとも、ドリームキャストやプレイステーションでも出して欲しいゲームですね。

(実際その後発売されました)

 また、小説もすごく感動します。

 18禁ゲームに抵抗がある方はぜひ小説から読んでみてください。

 ただ、18禁小説ですのでそれも駄目な方は一般ゲーム版をお楽しみ下さい。

 必ずや、あなたは感動の涙を流すと思います。

 文句無しに評価5の作品です。



紹介作品−008

機動戦艦ナデシコ
(アニメ)
評価 4

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 初め見た感想はなんだこりゃ?でしたが、見ていくうちにはまりました。

 非常に様々な人が乗り込んだ為故に様々な事件が起こります。(特にラブコメ)

 お決まりのパロディもあり、面白いです。

 オペレーター、ルリルリに轟沈された人、多数。

 私もその1人だったりします。(笑)



紹介作品−009

この世の果てで恋を唄う少女・YU−NO
(18禁ゲーム)
評価 5

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 セガサターンでやったゲームで、18才以上奨励ソフトです。

 パソコン版では18禁ゲームとして販売されています。

 だがしかし、たんなる18禁ゲームではありません。

 時間と空間という概念の根本的な疑問と回答。

 そういう重要なテーマを扱っているといえるでしょう。

 様々な女性との様々な物語。

 選んだ行動によりまったく違う展開が待ち受ける。

 よく、他のゲームでもあるシステムですが特筆すべきは、その選択肢の部分を物語で重要な位置をしめるあるアイテムを利用し時を巡るという事でしょうか?

 A.D.M.S(アダムス・オート分岐マッピング・システム)と呼ばれるこの独自のシステムを採用した事により平行・並列世界の概念利用して展開される壮大なストーリーは、一見の価値あり。

 機会があれば是非やってみて下さい。



紹介作品−010

紺碧の艦隊[荒巻義雄]
(小説・OVAアニメ)
小説・評価 3
OVAアニメ・評価 3

1999/5/18〜2000/11/5
2009/11/29・加筆修正


 別世界の第2次世界大戦前の日本。

 歴史を知る者達が、クーデーターを起こし政権を奪取。

 ハル・ノートの条件を、米・英・欄のアジア植民地地域からの撤退を条件という、難題をふっかけ、せいせい堂々と宣戦布告をする。

 地勢学、心理学、精神論、軍事論などを駆使しアメリカと、そしてゆくゆくは、ドイツと戦っていく。

 新兵器の登場など男心をくすぐるこの作品は、評価4でも可笑しくない位ワクワクするんですが、少々戦闘シーンが少ないのと、理論が難しい点、更にあまりにも日本に都合が良いような物語であるというのが減点理由です。



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